国本はる乃 浪曲「子別れ峠」

2021年9月20日 (一社)日本浪曲協会主催「「魅せます!聴かせます!若手十八番勝負」での収録。
曲師は佐藤貴美江

〽   見上げる空に果てしなく
    雲が飛ぶ飛ぶ山の村
    高くそびえる老木が
    昔話しを語り継ぐ

 峠三里の山道を与平の馬車が夫婦者の客を乗せて行く。客は西山温泉の宿、佐野屋に行くと言う。途中話の中で与平の娘がお絹という名だと聞くと、夫婦者の顔色が変わる・・・。二十年前、吉村と節子というこの夫婦者はに西山温泉を訪れ、お絹という幼い我が子を辛い事情で捨てた過去があったのだ。

国本はる乃の十八番、2016年木馬亭での名披露目興行でトリを勤めた演目、曲師は佐藤貴美江。公演は当初2020年5月9日に国立演芸場で開催予定でしたがコロナの影響で中止になっていた。会場を木馬亭に変更しての開催となった。

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