国本はる乃 浪曲「秋色桜」

2021年4月1日 木馬亭定席 曲師:馬越ノリ子 

秋色桜(しゅうしきざくら)上野公園清水堂のそばにあるしだれ桜。江戸時代の俳人、秋色女(しゅうしきじょ)作という俳句「井戸ばたの桜あぶなし酒の酔」によって名所となった。〔俳諧・俳諧歳時記(1803)〕

秋色桜は歌舞伎・浄瑠璃の演目で始まり、本作品は水野春三が国本晴美のために書き下ろした。

〽外題付に続いて
花は上野か飛鳥山と昔から名高い桜の名所
上野東叡山寛永寺の境内、春の弥生の花時には見物の人で賑わいます。

と、押さえた口調ではる乃が「江戸時代の花見、上野のお山の賑わい」を描き出します。
木馬亭定席の国本はる乃の口演、お楽しみ下さい。

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